豊島区役所が東池袋のBrillia Tower池袋に移動いたしましたが、
東池袋、南池袋、雑司が谷エリアはまだまだ開発途上です。
本ブログでは、雑司が谷という街に焦点をあててご紹介します。
【雑司が谷】不動産の特性
豊島区の南側に位置し文京区と隣接した雑司が谷エリアは、
都心への利便性の高いアクセスながら、緑が多くノスタルジックな雰囲気を兼ね備えており
知る人ぞ知る人気のエリアです。
不動産の売買物件の流通が少なく希少価値が高いことから、
販売が開始されると右から左に売れてしまう印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
大きい土地を所有されているお寺や地主様がいらっしゃることから、
流通している不動産に対して借地権の割合が多いのも雑司が谷エリアの特徴のひとつです。
そんな雑司が谷ですが、住む上で難点といえるところがあります。
それは、周辺地域と比べてポツンと街づくりの開発から取り残されおり、
道路が狭いところが多く、車での交通の利便性がよくない・・・という点です。
情緒あふれる街並みが魅力なのですが、その反面、
防災の面でちょっと心配かな・・・と感じられる方も多いのではないでしょうか。
その難題が解決へと向かうような街づくりの計画が実は着々と進んでいるのです・・・
【雑司が谷】住まいの利便性・資産性に直結する開発
まず、交通の改善という点では、都市計画道路『環状第5の1号線』の事業が進んでいます。
路線名 | 施行箇所 | 延長 | 計画幅員 | 事業期間 | 事業費 | 担当事務所 |
---|---|---|---|---|---|---|
幅員構成 | ||||||
環状第5の1号線 | 豊島区高田三丁目~南池袋二丁目 | 1,400メートル | 30.0メートル~40.0メートル | 平成31年度まで | 370億円 | 第四建設事務所 |
車道 18.5メートル~24.0メートル 歩道 3.5メートル~6.0メートル |
現況の道路と都市計画道路完成後の景観を比べてみると・・・
この工事が完了することで、雑司が谷エリアの交通の利便性が向上し、
更には池袋駅の交通渋滞の一部も改善することが予想されます。
土日はお車でお出かけが日課(!)
というご家族には嬉しい環境の変化になるのではないでしょうか。
交通利便性が向上することで不動産の資産価値が高まることが想定されます。
しかし、都市計画道路の開通で交通利便性が向上するものの、
『雑司が谷の街の内側には影響ないんじゃないの??』なんて
お考えになられる方が多いのではないでしょうか。
実は雑司が谷には子育て世代に嬉しい、もう一つの開発があるのです。
【雑司が谷】小学校跡地が巨大な公園に変貌!?
雑司が谷2丁目を見てみると『旧高田小学校』と記載された大きな街区があります。
そこがなんと・・・
すっぽり公園になるんです!!
土日は子供と公園で遊び倒すイクメンパパもびっくり!
小さいお子様のいるご家庭からは嬉しい声が聞こえてきそうですね。
この街づくり計画、実は公園ができて子供の遊び場が増えるという以外のメリットがあります。
それは、公園周囲(高田小学校)の道路幅員が広がり車の出入りがしやすくなるという点です。
それにより、消防車の出入りがしやすくなることから防災という面での利点も大きいです。
どちらの計画も本記事投稿日(平成28年現在)から3年後の
平成31年完成を目指して事業が進んでいます。
街づくりの計画が達成された暁には、交通利便性が改善し大型公園では子供が賑わい、
安全で暮らしやすく資産性の高い【雑司が谷】が生まれるのではないでしょうか。