みなさんこんにちは。
不動産エージェントの三浦でございます。
マイホームの購入は人生でそう何度もないもの。
住まい始めてから「あれ、そんなこと知らなかった・・・」
なんてことがないように仲介会社は様々な情報をお客様に提供いたします。
今回のテーマは「水害」
私自身、実家が津波で流されたことや、
今住んでいる葛飾区が過去に多くの水害に見舞われた地である為、
気になるテーマでございます。
今はインターネットで「ハザードマップ」や「浸水実績図」を閲覧することが出来るため、
多くの方が簡単に情報を取得できるかと存じます。
おおよその全体の中での位置づけを知る上では有益なツールになりますが、
それらのマップ、情報がざっくりなんですね・・・・
もっと詳しく知りたい・・・・
なんて時には管轄している市区町村区役所の担当窓口に尋ねるのが一番です。
市区町村は過去に水害の報告があった場所を記録しているため、
ここ数十年の情報であればピンポイントに場所と被害状況を把握できます。
そこで調べてみたらやっぱり浸水実績があった・・・・・
それ以外はこの物件、気に入っているのに・・・・・・
なんて時には、浸水対策を市区町村の方でとっているのか?
確認をしてみるとよいでしょう。
市区町村が対策をとっていない場合、
下水道局が動いていることもあるので両方の調査が必要です。
最近は昔と比べて河川が整備されておりますので、川の氾濫での水害・・・
なんてことは少なくなってきています。
では、よく話に聞く水害って・・・?
ご存知の方も多いかと思いますが、
短期間に局地的な大雨が降ることにより下水道の排水容量をオーバーして
一時的に水が溢れるタイプの水害が非常に多くなってきています。
特に都市部においては地面がアスファルトで塗装されており、
地方に比べて水の逃げ場が少なくなってきている為、そのような被害が発生しやすくなっております。
そのような被害を減らすため、下水道局は「シールド工事」といって、
幹線道路の地下などに雨水を排水するトンネルをつくっています。
下水道局のホームページで、工事に取り組んでいる地域の情報が取得できますので
そちらも調べてみると、より客観的な視点で物件をご検討いただけるのではないでしょうか?
もっと詳しく知りたい、という方はお気軽にご連絡くださいませ。
ブログをご覧いただきありがとうございました。