エピソード

近隣トラブル防止!戸建て契約前の聞き込み調査【目黒区の事例】

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トラブルに困った子供

不動産業はトラブル産業と言われた時代もありましたが、

現代においては建物新築時の地盤調査、建物検査済証の発行、第三者の建物10年保証など、

安心して住宅購入を進められる環境整備が進められております。

 

最近では水害や液状化などの災害情報や保育園の月毎の定員などの行政情報が

インターネット上で誰でも簡単に調べられるため、住宅購入時の情報収集をスムーズに

行っている方が多いように見受けられます。

 

しかし、物件のご案内時や売買契約前の現地調査で、

「これはちょっとまずいのでは・・・」なんて問題が不動産には大なり小なりあるものです。

 

不動産の売買には体力とお金がいりますので、

特に近隣住民との人間関係のトラブルは是が非でも避けたいところ。

 

そこに住んでみないと分からない「近隣トラブルの困った・・・」を

未然に防いだ実例をご紹介いたします。

お隣さんから衝撃の一言。「ここはの呪われた土地よ!」

それは、今から数年前。

私が新人時代に初めて先輩の物件調査に同行したときの出来事です。

 

場所は東京都目黒区の古くからの住宅街。

東京大学が近くにあり渋谷にも自転車圏内であったことから、

単身者向けのアパートが多いエリアです。

 

道路を挟んで向かい側の古いお宅に初めての聞き込み調査を行いました。

 

~ピンポーン~

「お向かいのお土地を買う人が決まりそうでして~ご挨拶に伺いました~」

すると、優しそうな70代くらいのおばあちゃんが表に出てきて、

たわいもない世間話が始まりました。

 

おばあちゃんと数分お話をしていたでしょうか。

2階から娘様と思われる50代の女性が階段を降りてきました。

すると、第一声で衝撃の一言を発しました。

 

「ここは呪われた土地よ!」

突然の出来事で反論するわけにもいかず、

とりあえずその場は黙ってお話を伺うことにしました。

 

詳しく聞くと、この広い70坪の土地には数十年前までは御神木と地域の方から

呼び親しまれてきた樹齢100年を越えるであろう大樹があったとのこと。

 

ただあまりにも敷地内で大きく育ちすぎてしまったために、

土地の所有者は困った挙句、地域住民の反対を押し切って伐採をされたようです。

それからすぐに土地の所有者が失踪してしまい、以来10年間、

この土地は空き地になっていたとのお話でした。

 

当てつけだな~と思いながらもお話を伺っていると、

隣接地の奥様が買い物袋をぶら下げて帰ってきました。

 

娘様側の方へすぅ~と移動してふむふむと話を聞いています。

 

すると、いきなり一言。

「そうよ。ここは呪われた土地よ!!」

この人もかっ!?・・・と、さすがにこの時は唖然とせざるえませんでした。

 

少し離れたところから、

お客様を担当する先輩社員が何が起こったのかと

心配そうにこちらを見ています。

 

おばあちゃんは2人が来てから下を見て黙ったままでした。

越境物で争いあう隣人達

先輩は私とは別に裏側のお宅に聞き込みに伺っていました。

 

すると裏手のお家には、まるでお城の石垣のように

びっしりとペットボトルが規則正しく並べられておりました。

その半面、うっそうと生い茂った樹木が周りのお宅へ

これでもと言わんばかりにはみ出しています。

 

全体的には手入れが行き届いていないのに変なところが几帳面に整っており

誰がどう見ても”やばい家だ・・・”と、感じ察することができるぐらいの状態でした。

ご案内の時は裏側で目立たなかったため、見落としていたとのこと。

 

そのお隣さんの新築のお宅に聞き込みをしてみると、

案の定、隣地の人と裁判をしているとの回答があったようです。

お客様へ聞き込み調査の報告

先輩社員はもちろん、事実を隠すわけにもいかず、

まとめたレポートをお客様にそのままお伝えしました。

 

結果として、当たり前のように思われますが、

その土地をお客様が買われることはありませんでした。

 

しかし、その正直な調査の結果を報告する姿勢からお客様の信頼を得ることができ、

後日、近隣トラブルのない別の住宅をご購入いただいていました。

 

もし、聞き込み調査をしていなかったら、

お客様は当たり前のように、この一見すると”最高の物件”を買われたことでしょう。

 

この出来事を振り返って考えてみると、

隣地の方達は大きい土地が長年更地であったことから日当たりのよい今の環境に満足しており

それが壊されるのが嫌で、建築のじゃまをしたかったのかな、と受け止めています。

 

裏側のいろいろなものがはみ出しまくっているお宅は、

本当にちょっと危ない方だったのかもしれません。

 

その物件は場所が抜群にもかかわらず中々売れず、

建物が完成し契約が行われても解約して再販売されたりと

結局値段を下げて割安な金額帯で販売が終わっておりました。

 

初めての聞き込み調査でこのような体験をさせていただき、

最初は「これが東京の不動産なんだ・・・」なんて思っていましたが、

その後、数百件の調査の中でこれ以上の出来事は今のところありません。

 

今でも現地調査の際にご挨拶周りと合わせて聞き込み調査を行うのですが、

周りに住んでいる方がいい方だと、それだけで価値があると感じられます。

 

とはいえ、すべての人と良好にお付き合いができるわけではありませんし、

良好な隣人関係が不動産から得られる価値の全てではありません。

 

ただ、家族と一緒に過ごす住宅を買うのに、最初から問題のある住宅を選ぶのは

誰しもが避けたい道であると、住宅を購入した自分自身でも肌身で感じています。

 

我々不動産エージェントが住宅を仲介する際には気持ちの良いお取引を頂くために

聞き込み調査を実施しておりますので、お気軽にご相談・ご依頼くださいませ。

 

最後になりますが、良い人・問題のありそうな人という捉え方は、

個人の主観が強く必ずしもその印象が正しいとは限りません。

 

相手の反応は自分の写す鏡のようなものです。

隣人関係にも同じことが言えるのではないでしょうか。

 

それをわかりやすく表しているエピソードをご紹介します。

エピソード~旅人と老婆~

ひとりの旅人がある街に向かう途中で、老婆に尋ねた。

「あの街にはどんな人たちが住んでいますか?」

 

すると老婆は、

「あなたが今までいた街はどんな人たちがいたんだい?」

と訊き返しました。

 

旅人は、

それはもう優しくて愛に溢れた親切な人たちばかりでしたよ。

 あの街を離れるのが辛かったくらいです」

と言いました。

 

すると老婆はこう答えました。

「そうかい、ならば同じように優しくて愛に溢れた親切な人たちばかりだよ。安心しなさい」

 

しばらくして、また別の旅人がやってきて老婆に尋ねました。

「あの街には、どんな人たちが住んでいるんだい?」

 

すると老婆は、

「あなたが今までいた街はどんな人たちがいたんだい?」

と訊き返しました。

 

旅人は、

それはもう意地悪で自分勝手な酷い人たちばかりだったよ。

 あの街を離れられてせいせいしてるよ」

と言いました。

 

すると老婆はこう答えました。

「そうかい、ならば同じように意地悪で自分勝手な人たちばかりだろうよ」

 

 

 

 

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